両建てとロスカット

両建てとロスカット

ロスカットが自分の決めたとおりにきちんと出来る人は、両建てよりもロスカットをきちんとやったほうが良いですね。

しかし、裁量で売買を繰り返していたとして本当に自分の決めたとおりロスカットが出来る人って、一体どれくらいいるのでしょうね。

人間は欲ボケと恐怖心には勝てません。
それが人間ですから、5回に1回、10回に1回くらいは、ついついロスカットできなかったという場合がきっとあるはずです。

そんな時にこの両建ての方法を知っているだけで、自分が欲ボケでどうしても残しておきたい建玉を温存したまま両建てをすることにより、ロスカットしたと同じ結果が得られます。

これならロスカットして何もなくなって心に穴が開いてしまう人、世に「ポジポジ病」というらしい。こんな人は、両建てで建玉を残しておくことにより、「自分はまだ負けていないぞ」という気持ちで引き続き相場に取り組めます。

ロスカットをして頭を空っぽにして新たな気持で出直せる人は、ロスカットを選び、気持ちの揺らぐ人、自分の立てた建玉に未練が残る人は両建てを使うと良いと思います。

例えば、ドル円を100円で買いました。この人は、どうしてこの100円の時点で買ったのかといえば、相場が引き続き上昇すると判断したからです。

しかし、その判断に反して相場は逆に下がってしまったとします。はじめから一応50銭下がった所でロスカットを決めていたとしますと、99円50銭でロスカットされます。

その後の相場の動きがさらに下がっていったとしますと、「ロスカットしておいてよかった」とホッとしたりします。

そして、相場が反転するのを待ちます。(これは、最初の相場の判断が上昇傾向にあると見ているからですが)相場が反転の兆しが見えた時に、新たに買いを入れます。

しかし、相場は意に反して更に値下がりを続けます。
また、ロスカットになります。

人間ロスカットが複数回連続すると、自分の判断が誤っていたかもしれないと自分に疑念を持ち始めます。そして、随分下がった所で、反対方向に売りのポジションを持ってしまったりします。

相場はその途端に上昇し始めたりするのです。
この決断が誤っていたのかどうかは、その後の相場が決めます。

こうなると、運がものを言ってきますよね。
自分のルールに自身を持てなくなって、ころころ判断を変えてしまった途端、運任せです。これでは何時まで経っても勝てないでしょう。

相場をする人にはいろいろな人がありますが、大きく分けると、順張り派と逆張り派に分けられます。
順張り派は相場が上昇している間は、その上昇が続く限りついていき利益を伸ばそうとします。
逆張り派は相場が上昇しているときは、近く訪れる反転に期待して上昇しているときは売りで、相場が下落をしているときは買いをします。

しかし、どちらもロスカットは、自分の思惑と反対方向になった時に執行します。
 
問題は、このロスカットをはじめに決めておくことが出来るかどうかです。
もし、裁量派の人であれば、自分の思惑と反対方向になったことが自分なりに確認できた時点でロスカットをしたいのです。そしてロスカット後に反対にポジションを持ちます。

いわゆる「ドテン」です。
これがうまく行けば、自分の裁量に自身が持てますが、なんと、うまくいかない場合が大変多いのが相場です。

したがって、ロスカットで大事なことは、一定の値幅か率で最初から逆指値で注文を出しておくことです。
そうしておけば、自動的に決済されますので、否応なしにすっきりとします。
あらためて相場を見つめなおした上出直せばよいのです。


両建ては、裁量派の人たちに向いています。
ロスカットを最初から値幅や率で決めてしまわないで、相場の動きで判断したい人にロスカットの代わりに両建てを使うことがおすすめになります。

たしかに両建てはスプレッドやスワップで不利になりますが、それは必要コストと考えて気にしないことが大事です。なにより、細かい動きで裁量に迷った時に両建てをしておけば良いだけなのですから。

「勝率9割!損切り不要のFX投資術」&【エントリープラン編】(ファイルのみ)+会員制サイト「ツナギ売り実践塾」1年間アクセス権付き

関連記事
スポンサーサイト

トラックバック

コメント

コメントを残す

Secret


プロフィール

香川春秋

Author:香川春秋
こんにちわ香川と申します。
株式、225オプション、FXなど投資歴30年、なんといってもこの生き馬の目を抜くという過酷な競争社会であるFX市場において、機関投資家やプロの挑戦と闘いぬき、負けないためのFXをやり通してまいりました。
現在73歳。まだまだ元気です。

最新記事

スポンサードリンク

最新トラックバック